2019年7月20日土曜日

法律系の文章

 むかし、わたしは文章は簡潔に要点をきちんと書けと教わりました。ところがそうでない文章もあるんですね。
 以前、特許事務所の方と話をしていたら、文章はできるだけ限定しないように書くのだそうです。限定してしまうと、それ以外のことが起きると特許として認められないんだそうです。「これは赤色になる」と書くと赤色以外は特許の対象にならなくなるから、「これは赤色など種々の色になる」とか書かないとダメなんだそうです。そして、一つの文章で、いろいろなところにかかるようにするんだそうです。たこ足配線みたいな感じです。
 わたしとしては新発見でした。法律系の文章はそうなんでしょうね。どうりで官僚なんかの話がぐだぐだとわけのわからないことを言っているのはこういうことかと納得しました。


 わたしも、必要ならこういう文章を書けなければ感じました。
 

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