2019年10月13日日曜日

写真のテカリを減らす(Reduce shin of a photo.)

 前回の空冷の写真で変だと思われた方がいるかも知れないのでタネあかしです。元画像がこれです。テカリが強くでてしまいました。下手ですね。照明がまずかったのでしょう。


 このまま使おうとおもったのですが、テカリが気になってしまいました。最近はテカリを消すアプリもあるみたいですが、何事も経験だとごちゃごちゃいじってみることにしました。
 GIMPの場合、テカリが小さければ修復ブラシとかスタンプで修正するみたいです。しかし、今回のテカリは広いのテーブルに木目がありちょっと無理そうです。方針としてテカリの部分を切り取り、下にレイヤーを入れて、そこに他のテカリのない部分をコピーすることを考えました。
 まず、きりとる前に元画像にアルファチャンネルという透明部分を追加します。これを入れないと切り取った場所が白くなってしまい、下のレイヤーが見えません(レイヤーー>透明部分ー>アルファチャンネルの追加)。
 次に切り抜くわけですが、方法として投げ縄ツール、ファジーツール、電脳ハサミ、パスなどがあります。今回、切り抜くか所が直線と曲線で囲まれているのでパスを使うことにしました。パスは曲線がきれいに切り抜けるので便利です。
 切り抜いた画像が下です。
 

 GIMPはアルファチャンネルが追加されていれば、透明部分が市松模様で表示されます。
 次に下のレイヤーにテーブルの左上の部分をコピーして貼り付けます。ただし、左上の部分は右側が明るいのでコピーしたものを回転させます。また、コピー1枚では穴が埋まらないので、3枚コピーして回転させて明るい部分を合わせます。こんな感じです。


 合わせた境目は修復ツールとスタンプでぼかします。これを穴の位置からうまく見えるように位置を調整します。以下のようになりました。


 まあ、自然に見える感じです。上の残っているテカリは画像をアップで切り取るので見えなくなります。細かいことをいうとコードのあたりが気になったりしますが。素人のやっていることなのでご容赦ください。


 

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